バキュームカーが治安の悪い地域に行くと略奪されます
バキュームカーの後ろを略奪者が追いかけて、周囲を包囲しようとしてくるのであり、こうなるともう逃れることはできません
バキュームカーを襲ってどうしたいのかと疑問を抱く人というのは教養があり、実は全国民のうちの上位10%しかいません
一方で、残りの下位90%の人々は教養が足りないのであり、実は彼らも自分たちがなぜバキュームカーを襲ってるのか分からないでいます
分からないという意味では両者は同じですが、分からない理由が違います
上位10%は社会の上澄みの人々なので、バキュームカーを略奪するメリットが理解できません
下位90%は教養がないので、なぜ自分たちが略奪しているのかが分かりません
教養がないと本能に頼る生活をするしかないので、動くもの=バキュームカーを追いかけてしまうという構図です
そして、略奪した後にバキュームカーは工場で解体されますが、解体して得た鉄などの資源は解体業者のものになります
なので解体業者の家は鉄で出来ています
鉄なのでとても頑丈ですが、次第に錆びてしまいドアが開かなくなり、そのうち住めなくなります
そうすると解体業者はまた家を建てなければならなくなり、もっと鉄を集めようとします
その際に下位90%の人々のこのバキュームカーを追いかける習性が利用されてしまうというわけです
教養を身につければ動くものを追いかけ回さなくなるので、業者に利用されることもなくなります
しかし、今の学校の勉強ではこの手の教養は身につきません
これが教育問題の本質であり、ゆとり教育の実施がこの問題の解決策になるのではと期待もされましたが、結局は失敗に終わりました
今の政権は、いまだにこの問題について、言及を避け続けています
国民の抱く不安から目を背けない政治が求められています